ぐるりのこと。
「ぐるりのこと。」はある出来事がきっかけで心の病になってしまった妻と、法廷画家という変わった職業についている夫の夫婦が苦労を乗り越えながらいっしょに生きていく姿を描いた物語です。
木村多江演じる翔子は何でもきちんとしなければ気がすまない性格、まるで、その逆のような「なんとでもなれ」の性格のリリーフランキー演じるカナオ。二人の最初の喧嘩のシーンは思わず笑わせてくれます。
しかし法定画家をしているカナオは様々な悲惨な事件に立会います。それに合わせたように二人の間にも様々な事件が起こります。妊娠、出産、そして子供の死去。きちんとしなければという思いが空回りして徐々に心のバランスが崩れていってしまいます。
特に次の子供が出来たにも関わらず生まない選択をした翔子が悲しかったです。何でもきちんとしなければ気がすまない翔子は一人めの子を亡くした事で自分はきちんと子供を育てられないと思ったかもしれません。もしくはもう二度とあんな悲しみを味わいたくないと思ったかもしれません。
様々な困難に見舞われながらも二人は一緒に生きて行きます。そして困難を乗り越えて行きます。その結果、より深い絆で二人は結ばれていったように思えます。
ぐるりのことって、幸せと不幸せはぐるりまわってのことって意味かもしれませんね。どんなときも一緒にいれる夫婦が素晴らしかったです。
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